新しいプロジェクトをサッと始めて着実に進める方法大学時代の恥ずかしい話です。どう考えても一晩では終わらないレポート課題を締切前日に無理やり終わらせていました。それも1回や2回ではありません。無理やりなので内容は到底満足のいくものではありません。 それでも、単位を落とすわけにはいかないので、とにかく「レポート」と呼べるところのものを作り出すことにのみ注力します。「これは張りぼてだ」という残念な認識は覆しようもなく、それでも「出さないよりはマシ」と繰り返し自分に言い聞かせながら、数時間後には終わるはずの苦行を耐え抜きます。 とはいえ、仕事においてこのようなことを続けるわけにはいきません。 ではどうすればいいか? 「少しずつ進める」を少しずつ進めるには?最初のステップは認識を改めることです。 具体的には、「一気に進めればまたたく間に終わる」という幻想、および「少しずつ進めるのは効率が悪い」という先入観を捨てること。 代わりに、「少しずつ進めることで信じられないくらいラクに仕事を終えることができる」という新しいイメージで上書きします。 いや、そんなことは分かっている。 それができれば苦労はしない。 …そんな風に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。 が、「分かっていない」からこそ「苦労」がなくならないのではないでしょうか。 もしかすると、「苦労」がないと仕事をしたことにならないのではないか、という“不安”が、あるいは「仕事がそんなにラクに終わっていいはずがない」という“常識”が「少しずつ進める」という方法に乗り出すのを妨げているのかもしれません。 さる6月10日(土)に開催したタスクカフェのテーマは、そんな“不安”や“常識”をリセットすることでした。 トピックは以下の通りです。 ●1年に1度しかやらないタスクをうまく進めるには? ●ブログを毎日欠かさず無理なく書き続けるためのタスク分割の工夫 ●プロジェクトをサッと始めるための「設計図」の作り方 ●プロジェクトをスムーズに進めるためのキーワードは「コントロールされた波乗り」 ●書籍執筆が決まってから書き始めるまでに一部始終と注意していること ●書籍執筆のような不定型な仕事をタスクシュートで定型的に進めるには? ●毎日の執筆を素早く軌道に乗せるための「時間割」の使い方 ●書籍原稿を毎日37分間ずつ書き進めている理由 ●なぜ「毎日同じ場所で同じ時刻にスタートする」ことにそこまでこだわるのか? ●どうしても執筆に取りかかれないときの対策 ●なぜ、調子が良いときでもまとめて一気に書いてはいけないのか? ●アウトライン通りに原稿が書けない理由と対策 ●長期のプロジェクトを進めるための、キツすぎず緩すぎない現実的な計画を立てるには? ●「スキマ時間」に期待をしない 講師の1人、佐々木正悟はこれまでに50冊以上の書籍を執筆していますが、一度たりとも原稿を落としたことがないと言います。つまり、締切に遅れることなく、1冊分の原稿を仕上げているのです。 これは、たとえて言うなら卒業論文を50回連続で期限までに提出しているようなものです。 書籍の執筆という仕事は、一冊ごとにそれぞれにテーマも背景も事情も異なる、言わば定型化しにくいプロジェクトです。もちろん、50回も繰り返していれば、その勘所は押さえられるがゆえに、初めて本を書くという人に比べて圧倒的に効率よくスピーディーに進められるということはあるでしょう。 それでも、佐々木にも1冊目の本の執筆という機会があったはずです。そこからいかにして「今」に至ったのか? これまでの経緯をひもときながら、新しいプロジェクトをサッと始めたうえで、これを着実に進めていくための考え方とやり方ををお伝えしています。 講師プロフィール大橋 悦夫(おおはし・えつお) 1974年、東京生まれ。 自分らしい時間的豊かさを追求するコンサルタント。 ブログ「シゴタノ! 仕事を楽しくする研究日誌」主宰。 上智大学外国語学部英語学科を卒業後、ソフトウェア技術者、テクニカル ライター、専門学校講師などを経て、有限会社サイバーローグ研究所を設立。 現在は仕事のスピードアップ・効率アップ・やる気アップのための仕組み作りを テーマとしたブログ記事の執筆を中心に、ビジネスパーソン向けのワークショップや 書籍の執筆・プロデュースを行う。 また、エンジニアとして1998年より自作のタスク管理ツール 「TaskChute(タスクシュート)」の開発を手がけ、20,000人を超えるユーザーの日々の タスク管理をサポートしている。 著書は『スピードハックス』『チームハックス』(ともに日本実業出版社)、 『スマホ時代のタスク管理「超」入門』(東洋経済新報社)など多数。 ※使用PCはWindows 佐々木正悟(ささき・しょうご) 1973年、北海道生まれ。心理学ジャーナリスト、 専門は認知心理学。 ブログ「シゴタノ! 仕事を楽しくする研究日誌」を大橋と共同で主宰。 獨協大学外国語学部英語学科を卒業後、ドコモサービスで働く。 2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に 移籍。2005年に帰国。 心理学的見地にもとづいた効率的な仕事ノウハウに定評があり、 書籍やオンライン連載の執筆の傍ら、「タスク管理」「時間管理」の コンサルタントとして活動。 著書は『スピードハックス』『チームハックス』(ともに日本実業出版社)、 『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?』(技術評論社)、『先送りせずすぐやる人に変わる方法』(中経出版)など多数。 ※使用PCはMac タスクカフェ・レクチャー動画の概要2017年6月に開催したセミナー内容を収録したもので、トピックは以下の通りです。 ●1年に1度しかやらないタスクをうまく進めるには? ●ブログを毎日欠かさず無理なく書き続けるためのタスク分割の工夫 ●プロジェクトをサッと始めるための「設計図」の作り方 ●プロジェクトをスムーズに進めるためのキーワードは「コントロールされた波乗り」 ●書籍執筆が決まってから書き始めるまでに一部始終と注意していること ●書籍執筆のような不定型な仕事をタスクシュートで定型的に進めるには? ●毎日の執筆を素早く軌道に乗せるための「時間割」の使い方 ●書籍原稿を毎日37分間ずつ書き進めている理由 ●なぜ「毎日同じ場所で同じ時刻にスタートする」ことにそこまでこだわるのか? ●どうしても執筆に取りかかれないときの対策 ●なぜ、調子が良いときでもまとめて一気に書いてはいけないのか? ●アウトライン通りに原稿が書けない理由と対策 ●長期のプロジェクトを進めるための、キツすぎず緩すぎない現実的な計画を立てるには? ●「スキマ時間」に期待をしない トータルで約40分の動画と音声(MP3ファイル)が付属します。 価格6,930円 お申し込み方法以下の「申し込む」をクリックして申し込みページにお進みください。 タスクカフェ動画を購入する関連動画タスク管理のフローチャート作成ワークショップタスク管理のフローチャート作成ワークショップ II残業ゼロのタスクシュート入門本業も副業も100%こなす普通のサラリーマンによるタスクシュートの使い方デッキを回せ!© 2024 Cyberlogue Institute, Inc. All Rights Reserved
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